LEGO ケーススタディ

目的：

Hivestackは広告会社のInitiativeと提携し、LEGOの「創造力が、世界を変える」キャンペーンを実施。ホリデーシーズンにイタリアの複数の市場でクロスチャネル展開されたこのキャンペーンは広告賞にも輝いています。

プログラマティックDOOHを活用してさまざまなLEGO製品のブランド認知やブランド想起を向上。また、カスタムオーディエンスを設定してターゲティングを行い、LEGO店舗への来店を促進しました。

ソリューション：

目標達成のためにキャンペーンは2つのフェーズに分かれており、まず初めにDOOHを活用したキャンペーンを配信。続いてモバイルでリターゲティングと最適化を行いました。

フェーズ 1：

本キャンペーンにおいては、LEGOのターゲットにリーチすることが必要不可欠であったため、Hivestackプラットフォームを活用し、特別にカスタマイズしたオーディエンスセグメントを定義しました。

• 過去3か月間にLEGOの実店舗を来訪したLEGOファンをカスタムオーディエンスセグメントとして設定。

• 次に、潜在ターゲット層として、LEGO店舗周辺にもジオフェンスを追加設定。。

• この2つのセグメント層に対してLEGOのキャンペーン広告を配信。さらにAdsquareとHivestackは、そのセグメントの中からデバイスIDを利用してキャンペーンに接触したオーディエンスのみを抽出したジオ行動セグメントを作成しました。

ヒートマップを活用してリアルタイムにキャンペーンを最適化。プログラマティックの機能を活かし、ターゲット含有指数が高いラインアイテムに予算を寄せることでCPMコストを23%削減することに成功しました。

フェーズ 2：

フェーズ1の成功を受け、キャンペーンはフェーズ2のに進みました。キャンペーンはAdsquareに統合されたHawk DSPを使って配信。広告接触によって実店舗への来店を促進し、プラットフォーム上で直接来店効果を計測することが可能になります。

フェーズ2では、モバイルマーケティングプラットフォームのTabMoを通じてモバイル広告でのリターゲティングも実施しています。

• モバイルリターゲティングキャンペーンでは、Initiativeから配信されたカスタムオーディエンスデータを活用してターゲットのモバイルIDを抽出。

• データ収集とジオ行動セグメントの構築にはデータソリューションプロバイダーのAdsquareを使用。広告を配信するオーディエンスを特定しました。　

結果：

今回のキャンペーンは、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域においてオープンエクスチェンジを使用した最初の事例となりました。Hivestackは優れた外部サードパーティベンダーとの連携により、来店促進のためのモバイルキャンペーンとの統合や、Hivestack DSPから配信した広告に接触した人を特定する、ジオ行動ターゲティングなどを実現。真のオムニチャンネルキャンペーンとなりました。

キャンペーンは次のような素晴らしい実績を収めています：

37,000人の来店 - 来店率1.3% vs ベンチマーク0.05%

お客様の声：

「創造力が、世界を変える」キャンペーンにおいて、Hivestackと連携し、プログラマティックDOOHの機能を活用できたことを誇りに思います。Hivestackの革新的なカスタムオーディエンスソリューションを用いてアノニマス化された生活者のロケーションデータを活用することによって、DOOHでは初めてターゲット層にリーチすることができました。この綿密なターゲティングにより、顧客にはより関連性の高い体験を提供し、無駄な広告を抑えつつ、キャンペーンを真にそして完全にコントロールすることができました。」Initiative クライアントアドバイス&マネジメント、アソシエイトディレクター Daniela Crescenti氏

注：本キャンペーンは、統合キャンペーンのエンターテイメントカテゴリーで、2022年度NC Awardを受賞しました。