Hivestack製品シリーズVol.1：プログラマティックDOOHによる高精度ターゲティング

プログラマティックDOOHは、世界で最も急速に成長している広告媒体の一つになっています。DOOHキャンペーン成功のカギは、適切なターゲットに対して、関連性の高いメッセージを、最適な場所とタイミングで届けることにあります。

ターゲットとして設定したオーディエンスの行動パターンを徹底的に理解することで、付加価値の高い、かつ効果的なプログラマティックDOOHキャンペーンを実現することができるのです。。単にターゲットにリーチし、エンゲージメントを獲得するというだけでなく、リアルな実ビジネス上の成果を証明することにつながるのです。

このオーディエンス中心のアプローチにより、広告主はあらかじめ用意されているターゲットセグメントや、カスタマイズして構築したターゲットセグメントを利用してモバイルやその他のデジタルチャネルでのリターゲティングを行うこともでき、キャンペーン全体としてその効果を最大限に引き上げます。

Hivestack DSPを用いれば、高精度なターゲティングもこれまでになく簡単です。ここでは、その方法をご紹介します：

1) 定義済みセグメント

当社のプラットフォームでは、デモグラフィックや行動パターン、コンテキストなどをベースにした様々なオーディエンスセグメントがあらかじめ定義されており、ワンクリックで設定することができます。これら何千種類もの定義済みオーディエンスセグメントは、業界をリードする複数のデータパートナーから提供されたデモグラフィック、行動パターン、および趣味・趣向などのサイコグラフィックデータをベースに構築しています。ターゲットとなるオーディエンスに対して、価値があり、実用的な洞察を加えることで、OOH広告の力はさらに高められるのです。

2)   ジオロケーションターゲティング

ロケーションに基づくターゲティングは、自動ポリゴン化ツールを使って特定の場所をジオフェンスすることで簡単に作成することができます。これらのターゲティングパラメーターの設定は、インパクトの高い効果的なロケーションベースのキャンペーンを実現するための基本中の基本です。この高精度なターゲティングはリアルタイムで行われ、最適なメッセージを最適なオーディエンスに配信するタイミングを逃しません。 

ターゲティング設定に加え、重要なことはリーチを定めること。つまりプログラマティックキャンペーンが実施するロケーションの境界を定義することです。

 3)   カスタム オーディエンス：

キャンペーンのゴール設定に基づき、オーディエンスセグメントを独自にカスタマイズして作成することは、真のターゲットオーディエンスに正確かつ確実にリーチするための最も効果的な方法です。あらかじめ設定したジオロケーションや特定の場所、さらには自社のファーストパーティデータなどの様々なデータセットと定義済みのセグメントを組み合わせることで、広告主はカスタマイズされた特定のターゲットオーディエンスを設定することができます。

 こうしてカスタムオーディエンスを設定することにより、匿名化されたデバイスIDとその位置情報データを活用してターゲットオーディエンスのマクロレベルでの行動パターンを分析できるようになります。定義した条件よりも高いレベルでオーディエンスが出現するタイミングを見逃さず、正確かつ適切なタイミングで最適な広告がプログラマティックに配信できるのです。

 データに基づく高精度なターゲティング機能と、リアルタイムでのキャンペーンモニタリング機能、そして効果測定機能を併せ持つプログラマティックDOOHは、OOH広告に求められるROIの概念を再定義する力を持っています。

 製品担当VP、Dara Pourafzal（ダラ・ポラフザル）による記事。Hivestackの高精度ターゲティング機能についてはこちらからお問い合わせください。